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2013年07月15日

最近流行りの

最近横歩取りの青野流が流行っていますね。なんか24でも観戦していたらよく見かけます。力戦調の将棋になりやすいので、相手にやられると警戒してしまいます。

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後手の対策としては、△4二玉型にしたり、△4二銀型にしたり、あと新しい定跡だと△5二玉型にしたり、色々あるみたいですが、僕はどちらかというと△4二銀型にすることが多いです。いずれにしても5三の地点を厚くしておくのが良いですかね。たとえば普通に中原囲いにするのも定跡ではあるのですが、第1図のように序盤からいきなり▲4五桂と飛ばれても結構うるさいからです。そもそも僕らのようなアマチュア将棋ですと、普通に中原囲いにしてしまうと、対策知らないなと思われてしまい、無茶苦茶に攻められるのがおちです。やはり、青野流対策の定跡型にして、相手に少しでもプレッシャーをかけておかなければなりません。

第1図の▲4五桂がなかなか殺せなくて、以下、△8五飛には▲3五飛で、素抜かれる筋があるので結局△8二飛車ですし、戻って第1図で受けの形は△5二金ですが、以下▲3二飛成△同玉▲2三歩で、次の▲7七角が厳しいです。

また、第2図は少し違う局面ですけれど、第1図で▲4五桂と跳ねず、▲8七歩△8五飛▲7七桂△8二飛▲4五桂△4二角▲6五桂と進んだ形です。これもまた想定される局面で、正直こうなると後手もって勝てる気がしません。どこかで受け間違えて大差負けになるのが目に浮かびます。



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ということで青野流の対策ですが、よくあるのは多分△4二玉型だと思います。▲3四桂の筋が残るので、あまり形としては良くないですけれど、やっぱり5三の地点の受けと、3二の金にひもを付けているので安定感があります。第3図は△4二玉型で駒組みが進んだ定跡型の局面。▲9六歩は先手にとって価値のある一手で、直接的には9七に角を出られるようにした意味ですが、その手が後手に△7四歩を指させない狙いにもなっています。たとえば、第3図▲9六歩のところ▲1六歩だった場合は、以下△7四歩▲同飛に△7七歩が本に出てくるような手筋です(実際本に載っていますが)。

第3図以下、△2六歩▲8七歩△8二飛▲7七桂△2三銀▲3五飛△6四歩と進み第4図。ここまで対策とっておけば、先手もひねり飛車で戦うしかないでしょうから、後手も不満のない形だと思います。△6四歩はかなり手堅い手で、飛車のぶつけにも警戒した手です。これ指しておくと、将来▲8二飛と打たれたとき、角交換から△6三角と打って意外と耐えられます。たまに出てくる受けの形ですけれど、知らないとなかなか指せないですよね。
posted by こういち at 20:05 | 定跡研究

2013年07月13日

指されたら困る定跡

矢倉の本はたくさん買ったので、あえて木村本を買う必要なかったと思うのですが、とはいっても実戦で指さないと定跡なんてすぐ忘れてしまいますし、良い復習にもなりますから、無駄ではないなと思っております。何かプロの棋譜と一緒に見比べて読むのが一番身につきますかね。

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この間の順位戦を見ていたら、第1図のような先手良しの定跡が指されていました。矢倉の駒組みでは覚えておかなければいけない定跡ですが、正直あまり先手をもって良くする自信ありません。第2図のように進むのが一般的な定跡手順になりますが、後手に馬を作られてしまうため、たとえ馬を押さえ込めるという先手の主張があったとしても、馬の潜在的なものは後で利いてきそうで嫌ですね。




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プロの実戦(南・先崎戦)だと第3図のように進みましたが、これは力強く先手良しと断言できます。正直こうなったら先手もって負ける気がしません(気持ちだけですが)。とりあえず、ここまでを定跡手順と捉えて現実から目を逸らしておくのも一興でしょう。

実際のところ、こんな風には進むとはとても考えられないので、参考図から▲1六歩と指して木村本P85のC図を目指すのが一番だなと確信しました。気をつけておかないといけないのは、参考図から▲3七桂とすぐ跳ねてしまうと、9割がた馬切られて△3六金ですので注意しないといけません。たしか阿久津七段の講座でもこの辺りの定跡をやっていて、2枚の角を打って先手良くする変化を解説していたと思いますが、いずれにしても矢倉を指すのはしんどいなと改めて思います。
posted by こういち at 14:08 | 定跡研究

2013年07月10日

将棋の本買いました

木村の矢倉シリーズも多分これで最後だと思いますので、まとめて3冊購入しました。これで将棋の本の所持数が102冊となり、大台の100冊を超えました。読み終えたら、今まで買ってきた中でどの本が良かったか等の総括をしようと思っております。

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話はそれますが、有料版のKifuBaseがようやく購入できるようになっていますね。しかも630円とすごく安いです。早速買ってみたのですが、やはり局数に制限なく検索かけられるのは大変便利です(まだインストールすらしていませんが)。
posted by こういち at 20:25 | 将棋本