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2012年09月08日

本読んでいて

第1図は現在の角換わりのテーマ図になっていますが、ここから▲2五桂〜▲2八角(=第2図)が一番自然な先手の仕掛け。ただ、羽生の頭脳だと先に▲2八角と打って、それから▲2五桂という手順になっています。以前のNHKの森下九段の講座でも先に▲2八角と打っていました。第1図より▲2八角と打った場合、何か後手に変化する手でもあるのでしょうか。

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第1図で先に▲2五桂は△3七角とする変化が村山本P109に書かれていて、さすがに無理筋だと書かれています。僕も少ない実戦の中で△3七角と打たれたことありますが、馬は作られるものの銀・桂交換ですから、先手優勢だと思って指していました。ただし、一応この変化も考えられるということで、それなら第1図▲2五桂と跳ねる前に、▲2八角と打っておいた方が後手に余計な変化を与えない分、優るのではと考えてしまうものです。


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第1図▲2八角に△7五歩が最善だと思いますが、普通の定跡と合流してしまうので駄目。なので、△4三金直(=第3図)と変化する手を考えてみました。先手は角を手放しているので、▲4一角の筋を気にする必要はありません。

第3図から▲2五桂に△4ニ銀と頑張ってみて、以下▲4五歩と攻めて第4図。しかし、これもやっぱり先手良しにしか見えませんね。むしろ第1図▲2五桂に△3七角の順よりも後手が悪く思えてしまいます。そうすると、第1図では▲2五桂〜▲2八角よりも、羽生の頭脳のように▲2八角〜▲2五桂の順の方が良いんじゃないかと、村山本を読んでいて考えこんでしまいます。
posted by こういち at 21:00 | 定跡研究

2012年09月06日

将棋雑誌買った

今更ですけど、将棋雑誌と一緒に村山六段の本も買いました。一通り読みましたけど、盤には並べていないので(盤といってもkifu for windowsで)、それを終えたら簡単に感想でも書きたいと思います。

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今月号はとくに目を引くところはありませんでした。4五角戦法の講座読むために買い始めたわけですが、ようやく来月号から本流の定跡に入りそうです。長かった。△2八歩を手抜いて攻める変化が先月号から解説されていましたけど、もう少し簡単にしてもらいたかったです。△2八歩を手抜くという発想は、どうやったら出てくるのか、そこが今ひとつ理解できませんでした。さすがに、この変化は知っていたとしても誰も指さないと思います。

居飛穴対四間飛車の付録は、本にもよく出てくる松尾流に組む定跡が中心です。僕らの将棋でもかなりなりやすい定跡型なので、とても参考になりました。さすがに後手番だと▲1六歩が大きいので避けますけど、先手番なら多少無理だと思いつつも未だに松尾流穴熊を目指していますね(No.4〜No.22)。
posted by こういち at 21:02 | 将棋本

2012年08月15日

詰将棋について

矢倉のページに新たにウソ矢倉の項目を増やしております。少し修正するところあるのですが、なかなか上手く出来たと思います。最初は矢倉の駒組みのところを手直ししようかなと思ってやっていたのですが、そしたらウソ矢倉のページ入れた方が良いかなと思って作った次第です。

ところで、四段に届きそうな気がするので最近頑張って大嫌いな詰将棋を解いているのですが、解けば解くほど自信喪失してしまってひどいです。そんなに終盤弱いとは思っていませんけれど、さすがに10分初段の問題を1時間近くかかって解いていては、それは落ち込みます。

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1問くらいなら載せても大丈夫ですよね。勝浦修著の某詰将棋本128問目の問題です。これを解くのに合計したら1時間30分くらいかかりました(日をまたいでいます)。もう最後の方は、初手これしかないというくらいになって、それでようやく解けた感じです。「10分で初段」と書いてありますから、初段の人なら10分くらいで解けるものなのでしょうか。それが気になってしかたありません。

答え「▲3五角△2四歩▲同角△1四玉▲4五角成△1一銀▲1五歩△2五玉▲3五馬
※ 白文字にしてありますので、見るときは括弧の中を反転させてください
posted by こういち at 19:50 | その他

2012年08月08日

佐藤新手クリックミス

マウスが壊れたので最近買い換えたのですが、今ひとつ手に馴染まなくて困っています。以前使っていたのと全く同じものが欲しかったのですが、型が古く絶版だったので、それに近いものを選びました。その新しいやつが、ちょっと小ぶりになっていて、左クリック押したら同時に右クリックも押してしまうという操作をたびたびしてしまいます。非常にわずらわしいです。マウスも小型化が進んでいますが、適度な大きさと重さのある方が自分は使いやすいですかね。

先週の大和證券の将棋、記憶に残る?一局になりましたが、正直プロの将棋は純粋な真剣勝負を見たいので、それとは別の要素が勝敗に絡んできてしまうと盛り下がってしまいます。さらに、以前と違って棋譜鑑賞で観戦するような形になってしまい、ライブ観も失われてしまいましたし、もうこれならネットで公式戦やる意味あるのかなとも思える内容でした。

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中盤戦の勝負どころで第1図、▲4九飛のつもりだったそうですが、勢いあまって▲3九飛。痛恨のクリックミスで形勢はハッキリ後手優勢に。しかし△3五歩に▲4五銀が勝負手で、以下△同銀▲4九飛(=第2図)で、絶妙な時間差攻撃となりました。この後、4九のと金が3ニの金と交換になり、その辺りから佐藤王将に形勢が傾いたと思われます。



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終盤の第3図、飛車の成り込みを受ける▲7九香の予定が▲7八香。もちろん、この手も大悪手で、1手パスに加えてさらに香車まで相手にプレゼントしてしまうという現実では考えられない一手です。それでも形勢は離れていたようで、逆転にまでは至りませんでした。第4図の▲7六桂が決め手で、△7五玉と逃げますが、▲6七金で受けなしとなりました。

これは想像でしかありませんが、プロの棋士はノートパソコンでやっている気がします。普段あまりパソコンを使わない人に限って、ノートパソコンだったりすることがよくあるので、なるべく操作環境の良いパソコンでやってもらいたいなと思いました。ときどき富士通のノートパソコンを触ることがあるのですが、使っているとディスプレイをぶん投げたくなりますね。
posted by こういち at 20:30 | その他

2012年08月04日

大山名人の本

大山名人の本届きました。本棚に飾るだけでも香車1枚強くなった気持ちになれそうです。多分、僕レベルが大山名人の真似しても弱くなるだけなので(棋譜並べ自体はプラスになると思いますけど)、気が向いたときに少しづつ並べていきたいなと思っています。

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価格は3000円と、普通の将棋本と比べると値は張りますが、510ページ182局のボリューム。最近発売されたベテラン棋士の名局集は、100局収録で400ページ足らずですし、むしろお買い得ではないかなと思います。サイズはA5よりちょっと大きいです。最近流行のソフトカバーなので、厚くても読みにくかったりすることはありません。ただ、高級感はありませんが。


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1ページに1棋譜だと思っていましたが、100局までは2ページ〜6ページに1局収録の構成です。写真の通り3段組になっていて、文字がぎっしり詰まっています。読書しているという感覚になれるので、個人的にはとても好みです。
posted by こういち at 12:58 | 将棋本

2012年08月03日

今月号買いました

ようやく明日大山名人の本が届くみたいです。発売日の2日前に注文したのですが、無理してでも本屋で買った方が良かったです。実は以前も届くの遅くてキャンセルしたことがあって、多少遅くなるのは覚悟していましたが、ここまでとは思っていませんでした。某掲示板を見てみると怒っている人もいましたが、色々と裏事情があるみたいですね。他に利用していたネット書店のbk1は今年7月に合併して、しょぼくなってしまいましたし面倒になりました。

ところで、今日発売の将棋雑誌を買ってきました。そういえば、以前まではなるべく検索に引っかかりにくいように、極力将棋本の固有名詞は使わないにしていたのですが、ブログの更新が空いた影響でうっかりしてしまいました。その理由で所有本リストの投稿記事は削除しています。

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巻頭は棋聖戦第3局と、王位戦第1局。中村六段を応援していたので棋聖戦の方は読むことはありませんが、王位戦の方は藤井システムということで勉強になりました。「8五桂は敗着かもしれないが、結果論でしょう」これは非常に印象に残る言葉でした。やはり一局を通しての流れみたいなものは大切ですよね。他、横歩取りの記事など今月号も買って良かったと思える内容でした。

付録の方は、連盟サイトでもでかでかと宣伝されている将棋文化検定の問題集。9級、6級、4級、2級、それぞれ25問づつ全100問の構成となっています。ブログでもやっていない限り絶対解いたりしないと思いますが、せっかくですのでチャレンジしてみました。

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 ↑ 回答を記したメモ(クリックすると拡大表示します)
結果は 9級(20/25)、6級(22/25)、4級(19/25)、2級(12/25)

4級辺りから将棋の歴史の問題が増えてきて難しかったです。筆記問題が2級の最後4問だけですが、各級にも筆記問題あると良かったですかね。選択問題ばかりでは少し退屈です。あと、何点で合格とか目安すら書かれてませんから、これを解いただけでは、自分がどの級を受ければ良いのか判断できません。20/25くらいが合格ラインでしょうか。
posted by こういち at 20:41 | 将棋本

2012年07月27日

また駒を書きました

アマゾンで注文した大山名人の本が届きませんね。こんなことなら本屋で買えば良かったです。ところで、また懲りずにkifu for windowsの駒を作りましたので載せておきます。デフォルトの駒よりも少しだけサイズを大きくしてあります。
追記:少し手直しして、こちらのページに置きました。

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一字駒は最初からkifu for windowsに入っているので、作った意味はあまりないんですけど(前は一字駒が入っていなかった)、前回作ったやつがドットで書いたやつだったので、カクカクしすぎていて作り直したいなとは前々から思っていました。今回のはイラストレータでトレースして書いたので、曲線も滑らかです。

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上の画像は2Bの鉛筆で書いた下書き。文字をトレースして駒に当てはめてみると、バランス悪かったりしたので、下書きしたやつとは全然違う形になってしまったものもあります。なかなか思ったようにはいかないです。
posted by こういち at 20:08 | その他

2012年07月08日

富岡スペシャルの復習

将棋世界の突き抜ける現代将棋に、富岡流のことについて書かれてありますが、僕はこの本読むまでは▲4四角成〜▲3三銀が富岡流だと勘違いしていました。しかし、この本の勝又教授の解説によると▲3三銀打とする前の▲2ニ歩が、富岡流を指すようです。話は変わりますが、出始めのころは富岡スペシャルと言っていたような気がします。他にも富岡新手とか書かれてあるものもありますし、混乱しますね。先手ゴキゲンや4四角戦法、またはウソ矢倉よろしく、名前は統一してほしいものです。ワンパク中飛車がどういう戦法なのか理解するのに、すごい時間かかりました。

それで、せっかく角換わり腰掛け銀研究の本を高いお金だして買ったことですし、あらためて従来の▲3三銀打がなぜ先手負けだったのかを勉強してみました。角換わり腰掛け銀研究P.298のところです。

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第1図が△2八馬の飛車取りを手抜いて▲4四馬と銀を取った局面。現在のテーマ図です。従来の定跡だと飛車取りなので、▲6九飛(一回▲4九飛と途中下車するのもあり)とするのが一番多く指されていた変化ですけれど、これはこれで難しいんですよね。でも、第1図▲4四馬で先手勝てるのなら、そんな定跡は覚える必要もないですし話が早いわけです。

第1図以下の指し手
△3九馬▲3三銀a △7六歩▲同銀△7七歩▲同桂△4九馬▲3ニ銀成△同飛▲3三金b △5八馬(=第2図:後手勝ち)
a ・・・▲2ニ歩(=第4図)  b ・・・▲2ニ歩(=第3図)

第2図が角換わり腰掛け銀研究に載っている手順で、先手負けの変化。図から、後手玉を必死に追い込むことは出来ますが、相手に金を渡してしまうため、先手玉に△6八金以下の詰みが生じてしまうという、すごく複雑な定跡となっています。ということで、直前の▲3三金が悪手。▲2ニ歩(=第3図)と変化したのが、富岡スペシャル発祥の一手だったと記憶しています。



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第3図は順位戦の中継をリアルタイムで見ていたので、結構印象に残っています。以下△4一玉と早逃げしましたが、最後▲7四桂の決め手が出て先手の完勝でした。しかし、現在の富岡流は第4図で▲2ニ歩ですから、第3図の局面は何か先手に不満なところがあるのだと推測できるわけです。とはいっても、第3図は桂馬取って▲3三歩成が早いですから、先手勝ちにしか見えません。第1図から第3図までの流れは先手が誘導すれば後手は避けらそうにないですし、それだと辻褄が合わないです。こういう変化があるので、富岡流はわからないんですよね。

思いますけど、角換わりの定跡が一番難しいですね。急所シリーズなどの本格的な定跡書が新しく発売されますようにと、短冊に書いておきました。
posted by こういち at 20:58 | 定跡研究

2012年07月07日

ホームページのロゴ

ホームページのロゴを作ってみました。近々横幅を少し広げますが、その際にロゴも変更する予定でいます。子供のころ習字を習っておいて良かったです。

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上が下書きで、下がイラストレータでトレースしたやつです。白くて見づらいですが、背景が緑っぽい色ですから、ちょうど良いと思います。使うときは、かなり小さくしますけど、車という自がなかなか見栄えよくならなくて、かなり試行錯誤しました。そのため、下書きと形が結構違ってたりします。
posted by こういち at 21:46 | その他

2012年07月04日

将棋雑誌買った

今月号の将棋世界買いました。4五角戦法の講座目当てです。まだ定跡に入る最初の辺りまでですが、定跡以外の手も結構深く解説されているので勉強になります。例えば▲5八金寄の定跡(自分のページのやつだと第2図です)以外の手でも先手が勝つ方法が載っていたりして、より勝率アップが見込めそうです。

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突き抜ける現代将棋ほか、居飛車党の人なら知りたい定跡の内容ばかりだったので、買って良かったです。巻頭ページは名人戦第6局、棋聖戦第1局の記事。どちらも中継を少し見ていましたから面白かったです。やっぱりあの△9四馬は敗着級の手だったようですね。明日の棋聖戦第3局は、もう少し終盤に時間を残して頑張ってほしいなと思いました。

「ミスしても定跡の発展に貢献できますし、自分の知識が増えれば問題ない。棋士という職業にミスはつきものですし、むしろ失敗しないのでは意味がないでしょう」
最近、勝てそうにない定跡はなるべく避けるように指していたので、この名人の言葉が胸に突き刺さりました。
posted by こういち at 21:09 | 将棋本